まる:「ちょっちょっと、この箱壊れてるんですけど。どうなってるんですか、いったいこれは!」
Maru:[Hey, this box is broken! Why?]
おや、その箱がなぜ壊れたのかご存じない?
いいでしょう、それではお話して差し上げます。
You don’t know why?
OK, I’ll tell you about it.
あるところに一匹の大きなねこがいました。そのねこは、自分が大きいことを知ってか知らずか、自分のおケツがやっと入るくらいの小さな箱に強引に入り、しばし寛ぎました。小さな箱は必死に耐えましたが、大きなねこの溢れんばかりの肉によって、静かに、ひっそりと、壊れていきましたとさ。
Somewhere, there was a big cat. The big cat went into a small box, whether he knew he was big or not. And the big cat relaxed for a while in the small box. The small box endured, but eventually broke quietly.
みり:「あたしの大事な箱壊したでしょー!」
Miri:[Did you break my precious box?]
まる:「いいえ、この箱は壊れたのではなく、万物を優しく包み込んでくれる伸縮自在の箱へと進化したのです。」
Maru:[No. This box is not broken, but has evolved into a stretchable box that gently wraps everything.]